DTMテクニック

音を作る時の基本(主にMIX)をざっくりと語ってみる

カフェモカです!

ツイッターので行ったアンケートの結果、音作りが2番目に来たので、今日は音作りについてお話ししようかと思います。

って、ふと気づく。
「音作り」ってざっくりしすぎてない?(;^_^A

特定の音をシンセで作る方法なのか、それとも曲全体の雰囲気に合わせたアレンジを指すのか、それとも、音の組み合わせ方なのか・・・?

どうしようか悩みましたが、今回は「適当にループサウンドを作って」みようかと思います(;^_^A
かんたんな曲を作りながら、自分の音作り、MIXのエッセンスを語ってみたいと思います。

これも一応「音作り」なのでw

では行ってみましょう。

今回作ったループサウンド

今回のサウンドはこちら↓

なんかダサい(笑)
まあまあ、なんせ適当に作ったのでw
この曲、どうやって作ったかというと、DAW(Studio One)付属のループサウンドを適当に選んで、それに追加する形で作っていったんです。

あと、縛りを一つ設けていて、使うインスト、エフェクトは極力DAW付属のものを使う、ということにしました。

プラグイン固有の効果をなるべく排除してありあわせのもので作る、というコンセプトになっております(;^_^A

曲の良し悪しは、最初の音との出会いで決まる

今回、最初に選んだ音はこちら

これを選んだ理由は、Guiterフォルダーを開いて、たまたま最初にあったからw です。
それだけですw

幸か不幸か、この音に出会ってしまった瞬間に、このブログ用のサウンドは大方決まってしまいましたw

曲作りのきっかけになるメロディーってとっても大事で、最初の印象でほぼ曲の印象が決まってしまうといっても過言ではないと思っています。
なので、最初のメロディーは、なるべく厳選して、有名な曲とか、お気に入りの曲とかを参考に(パクるのではない)して、似た印象のオリジナルメロディーを作ると良いと思います。

今回の大元のサウンドはこんな感じです。

とりあえずリズムを決める

曲のテンポですが、今回128PMに設定しました。
これも深い意味はなく、聞いてみてノリが良かったからです。
ていうか、自分が作る曲の大部分は128BPMなので。

次にドラムですが、いつも使っている「ImpactXT」を使用しました。

プリセットからBase Kitを選択、これも選択に深い根拠はなく、何となく合いそうだったというだけですw
通常だと各パーカッションの音は、曲のキーに合わせて全部チューニングするのですが、今回は面倒なので何にもやっていませんw

そんなに不自然な部分も無いのでまあ良いかと(;^_^A
 
で、とりあえずキックと、ハット、スネアを使ってリズムのベースを作りました。

とりあえず1ループ分作って、ギターと合わせてみた結果・・・
なんか音がずれてる。

どうやらギターの音が独特の跳ね方をしているようです。
なので、音のずれが不自然にならないようにちょいとずらしました。

ずらし方は、
まずトラックディレイで、90ms程ドラムの音を遅らせました。

 
次に、リズムを40%スウィングにしてみました。

とりあえず、これでドラムとギターの音が不自然にずれるのは直った。
この後に追加するトラックも、すべて90ms後ろにずらします。
ギタートラックを90ms早めたらよかったんじゃない?と気づいたのは、曲がすっかり出来上がってから(;^_^A

ベースサウンドを作る

今回ベース用シンセに選んだのは、Studio One付属のシンセ「Mojito(モヒート)」です。

いじれるつまみは、この画像に写っているすべてという非常にシンプルなシンセで、あんまりサウンドに幅が無いのですが、それでも割と色々な音を作ることができます。
ブリブリしたサウンドが得意なので、デフォルトから適当に弄ってブリブリ言う音を作ってみました。

そうしたら、ギターの音を聞きながらメロディーをこんな感じで打ち込んでみました。

 
ベースサウンドを足すあたりから、音の棲み分けを意識し始めます。
まずコンプレッサーでダイナミクスを整えます。

次にEQ。100Hz以下は、キックに譲る一方、120~200Hzあたりをちょっとブーストして、ベースを強調しています。

リードシンセを作る

次にリードシンセを用意します。今回はStusio One付属のシンセ、「MaiTai」を使用します。
このシンセも音のバリエーションはあんまり多くないんですが、それでもシンセの基本サウンドは一通り作れるし、つまみが少なくて使い勝手は良いので、なかなかの名わき役ぶりを発揮しています。
自分は結構使うシンセです。
今回のプリセットは「Lead – Ashes」をチョイス。聞きながら何となくよさげなSuper SAWっぽい音を選びました。

メロディーは、ギター、ベースの音を聞きながら適当に打ち込みました。

次にEQですが、とにかく高音域だけを伸ばして、200Hz以下は完全に捨ててます。
チョット強調したい音域だけピンポイントでブーストしてますが、それよりは高音域を広げることがメインな感じです。

次に、音を広げるためにディレイとリバーブのFXチャンネルを作成。センドでエフェクトをかけます。
音を広げるために、Cross delayをちょっと左から。Widthを完全にStereoにしてます。

ここまで作って、もう一度確認。
で思ったのが「低音域が足りない気がする。もっと緊張感が欲しいw」

ということで、、、、、

サブベースを作る

低音域を埋めて、全体的に緊張した雰囲気にしようと、サブベースの追加を決めました。
使うシンセは「MaiTai」です。

低音域を埋め尽くすのが目的なので、オシレータを一つにして、サイン波を選択、エンベロープ2をCutOFFにアサインして、最初の音を少し弱めてます。
キックとぶつかるのをちょっとだけかわしてます。ちょっとだけね(;^_^A

で、イベントノートはこんな感じ。ひたすらE1、極低音のミを弾き続けるだけw

EQはこんな感じで。
キックの後ろを支え、ベースラインの音域は譲ってます。

こんな感じで音が出そろいました。
あとは全体のバランスをとる作業。

音の前後感はリバーブとフェーダーで、広がりはディレイとリバーブで

音が一通り出そろってから、自分はフェーダーバランスを整えます。それまでは多少クリップしても全然気にしないw
あまりに音が割れるようなら、適当にフェーダー下げるけど。

前に出したい音は音を大きめに、リバーブを弱めにうっすらとわからないくらいにセンド。
後ろに下げたい音は、音を小さく、リバーブを強くセンド。

広がりは、ディレイに強めにセンド。
広がる音って基本的に後ろになるので、リバーブも強めにセンド。
で、フェーダーは若干下げる。
広がる音を前に出しすぎると、おかしく聞こえます。
曲によってはありかもしれないけど。

ということでコンソール画面で全体のバランスを取りながらディレイ、リバーブを各トラックに追加。
フェーダーバランスを整えます。

コンプで音の前後感を出す方法もあるけど、コンプの性能に大きく左右されるので、基本的にコンプでの方法は隠し味だと思った方が良いかと(;^_^A
コンプですごいと思ったのはUADのコンプ。はっきりと前後感が出る。
それ以外のコンプは前後感はっきりしないですw
(あくまでも個人的な印象です。苦情は受け付けないのであしからずw)

それはさておき、ここまで揃って、最後に気が付いた(;^_^A
ギターの音、もうちょっとはっきりさせた方が良くない?

なので、ギターのEQを追加。

ついでに、ギターのパンを若干左に振っています(L41)。

全体としてのバランスは、、、まあこんなもんで良いんじゃない?
ということで、最後の仕上げ。

音圧上げはLimiterで。気になったらマルチバンドコンプでバランスをとる

自分は、基本的にメイントラック(マスタートラック)で音を変えることをしません。
音のバランスはMIXの段階で固まっていて、マスターでは音を大きくするだけ。
なので、リミッターだけ挿しておしまいにしたいところなんですが、リミッターによっては音のバランスが変わってしまうことがあるので、多少のバランスを調整するためにマルチバンドコンプを使います。
今回使ったのは、Studio One付属の「TriComp」と「Limiter」

Tricompはすごくざっくりとした3バンドコンプ(たぶん)で、低域(~480Hz)と高域(800Hz~)の調整ができます。なぜかその中間は調整できないw
しかもアタックとリリースが無い(Speedにまとまっている)ので、感覚的に「こんな感じかな?」で決めていくコンプです。ほんと聴覚が頼り。
今回は、高音域を強調しています。

Limiterは、全く普通です。色付け一切なし、非常に使いやすいですが、強くかけると音が歪むので、強くかけたい場合は多段掛けして音の歪みを低減させる必要があります。

以上、自分の音作り(の内の主にMIX)について、簡単なアレンジを用いてお話してみました。
自分もまだ修行中なので、半年後にはここで語っていることと違うことをやってるかもしれませんw

曲を作る方法、音を作る方法に正解は無いので、自分なりの方法を模索してみてください。
この記事がその一助になれば幸いです。

それでは!

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