カフェモカです！
今回はDTMを有料でやることの意義についてお話ししようかと思います。
自分は有料でやる事を推奨しますが、無料でやり続けるのも一つの選択肢ですので否定をするつもりはありません。自分は有料でツールを購入していますので、完全無料でどこまでできるのかを正確に把握はしていないのですが、自分のところにも「無料でやれませんか？」みたいな質問が来るので、この場で意見を述べさせていただこうと思った次第です。
ツイッターでもガレバンで凄い曲を公開している人もいるので、無料でもかなりの事は出来ると思っています。ですが、それでも敢えて「やっぱり有料でDTMやった方が良いんじゃないの」ということを述べる、という音が今回の趣旨です。
無料ツールで基礎を学んでから、は間違い
「無料ツールを使こなせるようになってから」とは、よく聞く無料プラグイン推奨派の意見ですが、自分は間違っていると思います。
無料ツールで学べる事は、もちろん有料ツールでも学べます。さらに言ってしまうと有料ツールを使って学んだ方がやれることの選択肢は圧倒的に増えます。
だったら最初から有料ツールで学んだ方が良いんじゃないの？
無料、有料に関係なくDTM プラグインの「一般的な共通の使い方」というものはかなり限定的です。プラグインごとに異なる特徴があるので、それぞれの使い方を覚える必要があります。ですので、無料ツールで努力したからと言って、有料ツールを楽々扱えるようにはなりません。
逆もまた然り。有料ツールを使いこなせても、無料プラグインはちんぷんかんぷんだったりします。使い方が全く違うので当然ですね。
ですので無料にこだわる理由が「基礎を学ぶため」であるなら、「時間が勿体無いので有料プラグインで学びましょう」とアドバイスしたいです。
ただ、後で述べますが無料で始めることがいけないわけではありません。自分がDTMを続けられる自信が無いのに、無理して有料ツールを買う必要は全くありませんので誤解しないでくださいね。
無料で学ぼうとすると、制約が多い
典型的な例がソフトシンセかなと思いますが、無料シンセのHow toを探すと、ほとんどSynth1だったりします。Synth1は自分も良いシンセだとは思いますが、これ以外のシンセの音作りの動画、どれだけあるでしょうか？
一方、有料シンセで人気の「Serum」のHow to動画を探してみてください。出るわ出るわ、いくらでも音作りの方法が調べられます。そのほかのシンセ、Sylenth1、Massive、Avenger ・・・etc
あまりにマイナーなシンセだとHow toが見つからない場合もありますが、英語ができるなら、おそらく確実に使い方を見つけることはできます。
世の中のDTMプラグイン情報の大部分は有料プラグインの使い方であって、無料プラグインの使い方はごく一部です。
全力で音作りを学びたい人には、有料プラグインを使った方が圧倒的に有利なんです。
オススメのスタイルは、「最初は無料で。続けられると思ったら有料プラグインを買う」
自分がお勧めしたいスタイルは、最初無料でDTMを続けられるか試し、続けられると思ったら、徐々に有料プラグインなどを買い足していく、というスタイルです。楽曲制作はもちろん、音作りというのは意外と根気のいる作業で、しかもデスクワークですから、向き不向きはあると思います。やりたいと思ってフル装備を整えてしまって、その後向いていないと思って使わなくなってしまうのも勿体ないですから、最初の1年くらいは無料で我慢しながら頑張ってみるのはお勧めです。ある程度慣れてきて、時間も十分に経った、それでも続けられそうだと思ったら、思い切って有料のシンセを買ってみると良いでしょう。
たぶん世界が一気に広がると思います（自分がそうでした）。
ちなみに自分が有料に切り替えたのはDTMをまじめにやりだしてから1年経つか経たないかくらいです。
DAW（Studio One）をプロ版にし、シンセを2つ、とプラグインのバンドルを購入しました。その時の記事です↓
今回は、DTMは有料でやった方が良いよ！というお話でした。
参考になりましたら幸いです。
それでは！
この記事へのコメントはありません。