カフェモカです!
投稿が滞ってばかりで、月1の投稿も怪しいですねw。
投稿が遅れる理由を、曲作りのせいにしてましたが、曲も投稿できていないので、もう言い訳もできません(;^_^A。根本的に色々と見直さないといけませんね~
それはさておき、今回は音楽全般も含めたお話をしようかと思います
自分は主にエレクトロミュージック、とりわけEDMをメインに曲作りを進めてきました。こんな自分にも「ボカロPになりたいです」なんて言う質問が結構寄せられるようになってきており、勿論自分が作っているエレクトロミュージックとは別ジャンルの曲を作りたい人もいる(ていうかむしろ多い)ことでしょう。
いきなり結論ですが、「自分の好きなジャンル」の曲を作ったらいいんです。好きこそものの上手なれ、とはよく言ったもので、好きなジャンルの曲を作った方が絶対に良いものができると思います。
ただ、特に好きなジャンルが定められないとか、別の視点で物事を俯瞰してみたいという場合もあるかと思います。また、ジャンルは決めているけど、トレンドを意識して新しい要素を取り込んで曲を作りたい、そんな場合もあることでしょう。
今回は、音楽全般の動向を見つつ、どんな音楽を選んでいったら良いのか、その辺りを探ってみたいと思います。
目次
音楽の動向について
去年末記事(というかネタ)ですが、面白いものを見つけました
これ↓
ソースはこちら
米Apple Music年間TOP100をジャンル分けしたらロックが死んでた
情報ソースも怪しいしwこれをもって音楽全体の動向を占うのはいささか乱暴なのですが、自分の思うところも含めて解説したいと思います。
まず、これはアメリカのみのデータですが、自分の感覚としては世界的な音楽の流行りの傾向はこの通りだと思います。ちなみに、ラップは歌唱法なので、ジャンルとしてはヒップホップ、トラップ、バウンス等が流行っているということになるかと思います。
EDMはどこ行った?と思われるかもしれませんが、おそらく主にポップに含まれると思います。この分け方だとラップにもEDMが相当な割合で紛れ込んでいる気はしますが。
世界的に見たら、ヒップホップが流行を支配している。
これが日本の動向となると、全く異なる様相を呈します。
ソース↓
2018年のデータで、高校生にアンケート取ってますが、おそらく20~30代は同じような傾向になると思います。
それより上の、演歌好きな世代の流行には興味ないので調べてもいませんがw
ここから分かることですが、日本の音楽の流行は「完全にガラパゴス化」してます。
それが良いことなのかどうかはさておき、この事実は認識しておいた上で、世界の音楽の流行が数年かかって日本に入り込んでくることを考えると、今後ヒップホップが台頭してくると睨んでます。
今はまだ日本での人気は1割に満たないですが、J-POPにはかなわないとしても、2割くらいの市場を獲得するのでは?
ということで、これから音楽を始めようとするとき、あるいはこれから新しい要素を取り込もうとするときに「ヒップホップ」には注目しておきたいところです。
じゃあ、どんなジャンルでボカロPになったらいいのか?
先にも言いましたが「自分の好きなジャンル」を最優先させることが一番ですw
・・・
で終わってしまっては身も蓋も無いので、個人的には「エレクトロミュージック」を選んで始めるのが良いと思います。
一番の理由は「楽器を弾かなくてよいw」
極端な話、「サンプルパック」という音源集が販売されているので、ここから良さげな音を選んで曲を作っても良いんです。
ちなみに自分の曲でも「ほとんどサンプルパックで作った曲」がありまして、それがこちらです↓
10 Year Loop feat. Teto Kasane
この曲はテト誕10周年に合わせて作った曲で、大体10日くらいで完成させましたw
テトさんが歌っているメインメロディー以外は全てサンプルパックのデータです。
ちなみにインスト版もあります。こちら↓
インスト版はこれ単独でも聞けるように異なるメロディーが使われています。
このメロディーもサンプルパックからの引用なので、こちらは「100%サンプルパック」で構成された曲ですねw
「サンプルパックは曲とは認めない」という意見も割と聞きますが、そういう人は頑張って自力でオリジナルを作ればいいんじゃない?と思います。
使える道具は使って、それが良いものなら聴いてもらえるし、作り手の努力をリスナーは評価する訳じゃないんでw
自分がエレクトロミュージックを選んで曲作りを始めた理由
ここで自分の話をしようかと思います。
自分はエレクトロミュージックを選んで曲作りをやっていますが、その背景的なことを話してみようかと。
自分が若いころはロック全盛で、勿論有名なロックミュージシャンのアルバムを集めていたりしましたが、20代の頃はユーロビートをよく聞いていたと思います。そのころはクラブとかでもパラパラ全盛期でしたからw(年がばれる(;^_^A)。
2007年、初音ミクが登場してからは、圧倒的にボカロ曲を聴く頻度が増えましたが、ボカロ曲の中でもとりわけ八王子Pや雄之助さんなど、エレクトロなジャンルに傾倒していました。他の曲も勿論聞いていたけど。
なので、自分で曲を作ろうと思った時に、エレクトロ系の曲というのは、選択肢としては普通に上位にあったのです。
その上で、
・楽器を弾けなくてもできる
・曲の作り方が容易
・音源の入手しやすさ
・そこそこの人気
こんなところでしょうか? ロックがやりたいから意地でも頑張る、みたいなのは自分にはなくて、割とドライに「自分でもできそう」なことを選択していったと思います。
自分が曲作りを始めたとき、EDM自体は既にオワコンと言われていましたが、曲の作り易さとサウンド的な興味で選び、EDMから現在はトランスに移って曲を作るようになっています。
バンド経験がある、これからバンド活動を始めるならロックを選ぶのもあり
ボカロ曲をざっと俯瞰すると、ロックの比率がかなり高そうだと気づきますよね。自分の考察ですが、ボカロファンは「ボカロ曲ならとりあえず聞く」習性があるので、とりあえず曲を聴いてもらいたいロックアーティストの参入が非常に多いのだと思います。
日本でのロック人気は高いので、ボカロPになるならロック楽曲を作りたい、と思う人も多いと思いますが、個人的な意見としては「ギター弾けるならやってみよう」です。ベースでも良いですけど。
要は、生バンドの経験がある、またはバンド活動を始めるつもりであるなら行けるかもね。です。それ以外の楽器経験がない人が挑むにはちょっとハードルが高いんじゃないかな〜と思ってます。
なにせレッドオーシャンなので、数多くいるロック系ボカロPの中から頭一つ抜けるのは並大抵の事では無いでしょう。
「ロックをやりたいんだ!」という人を止める気は全くありませんが、「とりあえず始めたいんだけど」という人には、ロック以外のジャンルで始めてみたら?とアドバイスするとは思います。
これからボカロPを始めるなら、ビートメイキングも覚えたら良いと思う
ま~た意味不明なことを言っているような気もしますが、「楽器演奏、音楽経験の無い人」がボカロPを始めるなら、まずはリズムマニアになってみることをお勧めしたいです。
これは、先に解説した「今後ヒップホップが台頭してくる可能性」を意識したものでもありますが、それ以上に「日本人はリズムに疎い」事を先に克服すべきということを意識しての意見です。
ちょっとエモい曲を作ろうと思うなら、やっぱりいい感じのリズムを作れることは大事です。
もちろん、シンセの使い方だとか、その他もろもろのこともやっていく上でのお話です。
ビートメイキングって何をやったらいいの?という声も聞こえてきそうですが、面白い動画を見つけたので参考に挙げておきます。
こんな感じで、ただ単に「ドン、ドン、ドン、ドン」って叩くだけのリズムから抜け出せる感覚を養っておくことは大事だと思います。
ビートメイキングは、何もパーカッションだけの話ではありません。先日ツイッターでもちょっと話題にしました。
メロディーのベースとなるのも「リズム」です。ここをおろそかにしてしまうと、まともな曲になりません。リズムをしっかり作ることで曲もしっかりしてくると考えています。
何が言いたいかというと「ビートメイキングでリズム感覚を養おう」ということです。
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なんかとりとめのない話になってしまいましたが、話をまとめると
・「エレクトロミュージック」で曲作りをスタートさせたら良いんじゃない?
・ビートメイキングも覚えたらいいと思う
この二つが言いたかったことです。
エレクトロミュージックを入り口にして、慣れてきたら他のジャンルに手を出すのも良いと思うしね。
今回は(今回も?)長々とつづってしまいました(;^_^A。
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます!
この記事の一部でも、参考になれば幸いです。
それでは!
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