歌:初音ミク
song : Miku Hatsune
曲 :Spacelectro
詞 :あおまふ
イラスト:ちくわさび
動画 :かなのや
ニコニコ超パーティー2017のテーマソングに抜擢された曲です。
発表された当初は、10万再生も行ってませんでしたが、めでたく殿堂入りしました(パチパチ)
曲はEDMでカッコいいです。正直自分は大好物なタイプですが、この曲の存在を実は知りませんでした。
曲のリリース日は6月19日ですが、ランキング10位以内にいたのは2日だけでその後は150位前後を行ったり来たり。
8月過ぎると圏外に・・・
リリース当日に見逃してしまうと、あとはランキングを深堀しないと出会えなかったということになります。
この夏は個人的にいろいろと忙しく、ニコ動チェックもあんまりできていませんでした(;^_^A
いろいろと悔やまれますが、これからはもう少し深堀りを頑張って行こうかと思います。
相変わらず忙しいので、どこまでできるかは謎ですが(;^_^A
ところで、日本ではEDMって流行っているのでしょうか?
一部の「意識の高い」人たちには大流行しているようです。
いわゆる「パリピ」な方々ですね(失礼)。
でも、あまり一般には広まっていないというのが、個人的な認識だったりします。
(自分はEDM大好物ですが、パリピといわれるほどは出歩かないので、単なるマニアかもしれません(;^_^A)
なんで一般に受け入れられていないのか?
個人的な見解ですが、ずばり
日本の法律が諸悪の根源
だと思っています。
EDMって何の略かというと、
Electronic Dance Music
なのです。つまり、「ダンスミュージック」なんです。
が、
日本の法律では、
ダンス
=男女が体を密着させる踊り
=性風俗
なんですよね。未だに。
今の人たちには、「何言ってんだ?馬鹿じゃね?」と思えることなんですが、現状の日本はこの法律でナイトクラブを厳しく取り締まっています。
新風営法というのができて多少緩和されてはいますが、あくまでも「多少」です。
新しい音楽の発信基地である、ナイトクラブが厳しく取り締まられているため、新しい音楽が発信される場が非常に少ない。
だから、一般に広まるのに時間がかかる。
でも、日本でようやく一般に普及するころには、世界はもっと新しいサウンドに向かって進んでいってしまっています。
そうやって、日本の音楽文化は、世界からどんどん置いて行かれてしまっているように感じています。
そして、ボカロとEDMって相性抜群なんですよね。
だって、ボカロ自体が電子音楽そのものなんですもん。
今回、超パーティーのテーマソングにこの曲「TIME」が挙げられたことには、ニコニコ動画の運営側の焦りもあると思います。
「なあ、みんな新しいサウンドをもっと聴いてみないかい?」
みたいな。
EDMはもはや世界的な流行を見せており、正直言って日本だけがその流行に乗れていない印象は、ここ数年強く感じているんです。
自分は。
ボカロは決して廃れることはないだろうなと思います。
だって、世界中にファンがいて、今後も「EDMサウンドを通じて」新しいファンを増やしていくだろうから。
夏にハチPが「砂の惑星」で投げかけた命題と同じものが、ここにあると思います。
ハチPはボカロ衰退を言っていましたが、実は違うと思ってます。
衰退の危険があるのは、情報発信基地だったはずのニコニコ動画です。
ニコニコ動画は変われるのか?
諸外国と違って、日本は「イノベーター」となる部分を法律が規制してしまっていて、新しい文化が根付きにくい国になってしまっている(と思います)。
その代わりの「イノベーター」にニコニコ動画はなれるのか?
いや、今まではそうだったはずなのに、いつの間にか「イノベーター」ではなくなってしまっている。
「イノベーター」に戻れるのか?ですね。。。
この曲は、自分にとってはいろいろと考えさせられる一曲です。
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