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ニコニコ動画
カフェモカです!
曲を投稿いたしました。
上の動画、YouTubeとニコニコを二つ並べましたが、このブログの仕様上、YouTubeのサムネをアイキャッチにするみたいなので、YouTube動画も置きました。
単純に音だけ比べたら、ニコニコの方が音は良いはずなんです。ラウドネスの制御も無いので、こちらの意図した音量が出るし。。。
閑話休題
曲のお話をしましょう。
この曲は2019年2月初旬にできました。巡音ルカ10周年に合わせて作ったのですが、若干の遅刻をしながらも曲だけはどうにか完成。
ピアプロとサウンドクラウドにアップしました。
ピアプロへのリンクはこちら↓
【巡音ルカ】去る者、残る者 / Those who Leave, Those who Remain
サウンドクラウドはこちら↓
しかし、動画にするイメージが全く湧かず、動画作成はとん挫。そのまま放置状態が続きました。
今までは何だかんだで、自分でイラスト(っぽいもの)を書いたり、MMD動画を付けていたりしたのですが、それにも限界を感じ始めていたこともあり、ピアプロでイラストとコラボしようと、イメージに合いそうな画像を探し始めました。
いっそのこと曲を手直ししようかとも思ったのですが、それもいまいち手が付かず(結局、最初に投稿したままの音源です)
そしてこの度、chi_oさんのイラストを目にし、ようやく動画にする決心がついてまとまった次第です。
いや~良かった良かった。
動画投稿後の反響は、自分が想像していた以上に大きく、2019年11月10日現在、840再生に届きました。
曲の良し悪しは再生数じゃない!とは思いますが、やっぱり多くの人に聞いてもらえるのは、作った甲斐があったと思えるので、率直に嬉しいです。
この曲を作った経緯
曲を公開した後にずいぶんツイートしちゃっていますが、この曲は2017年に公開された『砂の惑星』のアンサーソングとして作りました。
今、リンクを張るためにYouTube見に行って思いましたが、もうすぐ5000万再生に届いちゃいそうですね。すごいなぁ・・・
それはさておき、過去のツイートです。
カウンターという言い方が正確なのかはわかりませんが、アンサーソングという言い方が一般的なようなので、以降はアンサーソングと言うことにします。
初見では、モノトーンな歌い回しとかいろいろ圧倒されたのですが、歌詞を注意深く聞いていくと、ホントこのまんまの感情を受けました。
まだ、自分が曲作りを始めたばかり、というよりDAWの使い方をようやく身につけたばかりで、何もすることが出来ずただただ悔しかったのを覚えています。
音楽情報サイト「ナタリー」でryoさんとハチPの対談があって、そこで
「まあ、生意気な奴が出てきたらいいんじゃないですか。「ハチなんて知らねえ、俺が全部変えてやるぜ」みたいな。そういうのが必要なんじゃないかって。」
なんて言っていて、いつか曲を書いて反論してやろうと思っていました。
紆余曲折あっていくつか曲を作り、2019年1月30日の「巡音ルカ10周年」を目標に曲を作り、ようやく自分なりの反論ができたかなと思っています。
曲の内容について少し語ってみる
本当は、作者自身が自分の曲の解釈を言うべきじゃないのかもしれませんが、なにせマイナーな曲なので、解釈してくれる人もいないだろうし、せっかくなので語っちゃいます(要は言いたくて仕方がないw)
ピアプロの歌詞ページをリンクしました。別タブで開くので見ながら解説を読んでいただければわかりやすいかと思います。あ、ついでに「砂の惑星」の歌詞サイトにもリンクを張っておきましょうかw
・擦れた音に潤い満ちて、轟く雷鳴を聴く
「何もない砂場飛び交う雷鳴 しょうもない音で掠れた生命」に対しての反論です。砂漠に轟く雷鳴は、砂漠に潤いが満ちた時なんだと。雨を待ち焦がれて耐え続けている生命がそこにあるんだと。
・千年待てど草も生えない荒野 どこにも行くあてもなく ただすり減る生命
「今後千年草も生えない 砂の惑星さ こんな具合でまだ磨り減る運命 どこへも行けなくて墜落衛星 」に対応した歌詞です。
・ 誰も見ない立て札 飛び越え 小鳥がほら集まってきた
「 立ち入り禁止の札で満ちた 」に対する反論というか皮肉ですw。そんな立て札、誰も見ないし、雨(ルカ誕)が降れば小鳥(視聴者)は集まってくるんだってば、ということです。
・ 命みつけ小鳥たちは 何思う?
砂漠だったはずの地(ニコ動)はルカ生誕祭で大いに賑わいました。砂漠じゃなかったの?こんなにみんな集まっているけどね。
・ ゆるり 歩き回り 辿(たど)り 寄せる 生命(いのち) 君が 無事でいること 祈る
「のらりくらり歩き回り たどり着いた祈り 君が今も生きてるなら
応えてくれ僕に 」に対応しています。こちらでは、あなたの無事を祈って心配していますが、ご息災でしょうか?
・ 春の嵐過ぎて 砂漠の中の泉 わずかなひと時を 皆で慈しみましょう
・ 潤いは限り有る 春ひと時だけの喜び
しかしながら、ニコ動の勢いは以前には遠く及ばず、泉が潤うのは春ひと時(ルカ誕)だけなのは事実なんです。
・ 旅人が 訪ね寄り 泉の脇に植えた林檎
「 砂漠に林檎の木を植えよう 」に対応しています。旅人とは、勿論・・・
・ 水を得る 術(すべ)もなく 夏の日差しうけ枯れ果てた
林檎の木を植えていくのは勝手だけど、誰が水をあげるんだい?植えっぱなしで立ち去ってしまったら、当然枯れてしまうよね。
・ 私が見守る この泉で かりそめの幸を得られようとも
この曲では、ルカを泉の女神に例えています。賑わいを得たとしてもそれは永遠ではなく、かりそめの幸なんだと。
・ 朝を欲しがる小鳥たちは 残らない
これは「Tell Your World」の「朝は誰かがくれるものだと思ってた」のひねりです。砂漠だと解っている者たちは、新しい朝を求めてさっさと飛び立ってしまう。
・ ここは永遠の楽園ではない 潤いを得たら立ち去りなさい
だから、潤いを得たら立ち去った方が良いのです、と女神が諭している場面です。
・ 繋ぐ 術(すべ)を持たぬ 君が 見るは砂漠
繋ぐ術を持たぬ君・・・ニコ動で生きようとする意志を持たない者たち、そういう者たちにはここは砂漠に見えることでしょう。そして実際に砂漠の乾燥が襲い掛かってきます。
・ 砂漠の中の泉 やがて涸れ果てても 繋ぐ者たちには祝福を与えましょう
この泉も(ここではルカ誕)やがては涸れ果てて(過ぎ去って)しまうでしょう。しかし、そこにとどまり続け繋ぐ者(盛り上げようと努力する者)達には祝福を・・・
砂漠で生き残る術を持たない生命は乾燥に耐えられませんが、何とか生き残ろうと努力する生命は、砂漠にも生きているんです。そのことを重ねながら曲を作りました。
さて、いかがでしたでしょうか?自分が意図した要点はほぼ取り上げました。歌詞全てを解説してはいませんが、他の部分は情景の補足のつもりで足した部分でもあり、聞き手が自由に解釈できる部分でもありますので、是非自分なりの解釈を追加してみてください。
今回は(も)長々と語ってしまいました(;^_^A
ここまで読んでいただきありがとうございます。
ここまで読んでくれた貴方に、女神ルカからの祝福がありますことを・・・
それでは!
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