DTMテクニック

DTMやってると避けて通れない~音圧の話~

カフェモカです!

音楽なんて綺麗に聞こえればそれでいいんだよ、とは思うのですが、人は迫力のあるサウンドを求めてしまう性を持っているのでしょうか・・・

今回は音圧のお話をします

音圧って何?

厳密に言うならば、音が出ていて大気圧よりも気圧が高くなっている状態・・・なんて説明をしたら「何言ってるんだこいつ?」ってなりそうですが、本来はそういう意味です(;^_^A

現実には、音のやかましさを表す指標とでも言いましょうか。

そもそも音圧なんて言葉を使うからわかりにくいのです。音の密度の高さ、音密度とか言ったらもう少し分かり易いかもしれません。

例えばイヤホン、イヤホンには綺麗に聞こえる限界の音量というのがあります。これを定格入力というのですが、この値を超えてしまうと音がバリバリと割れます。なので、CDなどの楽曲は、音が割れないギリギリのところで、できるだけ音をいっぱい詰め込もうとしています。このような状態が「音圧が高い状態」です。ロックやポップスなど、最初からにぎやかに(やかましく)音が鳴り続けている曲は音圧が高いです。一方クラシックなどは音圧が低いです。

何で音圧を上げるの?

それは、現代では楽曲を簡単に比べられるようになったことと深くかかわりがあります。

そもそも、一枚のレコードを聴いているだけの時代は、音圧は関係ありませんでした。同じレコード内の曲は、同じ大きさの音で鳴りますから。

しかし、時代が進んでレコードやCDから別の媒体(カセット、iPodなど)に録音して、色々なアーティストの曲を集めると、音の大きさが異なっていることがわかるかと思います。この時、音が大きい方がかっこよく聞こえてしまうのです。

なので、あらかじめ大きな音で作った曲が評価されるようになりました。

ネットで音楽が配信されるようになると、楽曲の比較がより容易に、より頻繁に起こるようになり、音圧を上げる傾向に拍車がかかります。スピーカーの入力限界ギリギリが上限なので、目一杯音を詰め込もうというわけですねw

音圧と音量は違う

大きな音の方が音圧が高いのか?というと、そうではありません。音圧はあくまでもスピーカーの定格入力に対して、どこまで音の密度を上げられるか?という指標になります。

分かり易いかどうかは分かりませんが、音圧が高い曲の波形を図で出してみると、

こんな感じです。

もっと極端だと全面が真っ黒になっているのもあります。海苔のように真っ黒なので海苔波形と言いますが、正直言って自虐かその曲を軽蔑して言うことの方が多いです。そんな波形の曲はやかましいだけということです。

ちなみに上の波形の曲は、世界的に有名なプロデューサーの曲のものです。

話を戻しますが、波形に隙間があまりなく、ぴっちりと詰まっている状態が、音圧の高い曲ということになります。

音圧を表す単位は?

音量をあらわす単位はdB(デシベル)です。音圧もdBで表します。

ただ、音圧は瞬間の音をあらわすのではなく、曲の中の音の密度を表すので、指標としてRMSとかLUFS等という計り方の指標が使われます。

RMSは先ほどの波形の面積から、音量の平均を求める方法です。

RMSだと-10dBくらいが普通の曲だとして、-7dBはかなりやかましい曲になるかと。

LUFSは周波数ごとの音の聞こえ方の差を考慮した計り方です。個人的にはこちらの指標の方が音圧感をより実際の感覚に近く表しているかなと思ってます。

自分はLUFSを指標に自分の曲を評価することがほとんどですね。

ちなみにですが、上の波形の曲のLUFSは次のようになります。

左上の「-7.7」がLUFS、下の方にRMSもありますが-7.9dBということで、指標的にはかなりやかましい曲ということになります。

今回波形を示した曲はこちら!


Armin van Buuren feat. Lauren Evans – Alone (Official Music Video)

この曲は、トランスの神として名高いArmin van Buurenの

「Alone」

でした。もしかしたら、そんなにやかましいとは感じないかもしれません。

音圧を高く上げておいて、やかましく聞こえないように仕上げているのは、トッププロデューサーとしての腕前なのかもしれません

今回は、音圧について解説してみました。

具体的に音圧はどうやって上げるの?とか、その辺の話は別の機会にしようかと思います。

それでは!

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