カフェモカです!
DTM初めてもうすぐ3年、曲を作り始めて1年半、まだまだペーペーではあるんですが、有難いことに、こんな自分にも「曲の作り方を教えてください」なんて質問が来たりします(感謝)。
ただ、自分は曲の作り方なんて教わったことはありません(本は読んだ)し、答えるほどの経験があるのかも甚だ疑問ではあったりするのですが、普段から自分が感じていることや、実体験に基づいたことを(カフェモカの私見として)お話しすることは出来るかと思います。
ということで、今回は「鼻唄でメロディーを作ってみたけど、全然まとまらない」という(自分自身の)体験から、ほかの人があんまり触れていない、「リズム」のお話をしたいと思います。
目次
メロディーが曲にならないという悩み
作曲の手順は大きく分けて2パターンあるかと思います。
・最初に歌詞を作り、歌詞にメロディーを当てはめて曲として膨らませていく
・最初にコード進行を作り、メロディーを当てはめていく
どちらが良いとかいうお話ではなく、人それぞれの好みや癖で選択すればよいと思いますが、今回は歌詞を先に作るという想定でお話します。
ふと、何となくイケている歌詞を思いついた。それを口ずさみながらメロディーができた。しかし、曲にまとめることができない。。。
なんてことがあったりしませんか?
曲って、一定の「リズムパターン」に合わせる必要があって、そのリズムパターンに上手く歌詞を合わせて初めて、曲が成立するんです。
自分が曲を作るにあたって、曲の作り方を色々調べたんですが、歌詞の書き方やコード進行の作り方に言及するブログ記事は多いんですけど、「歌詞をリズムに合わせないといけない」っていう事を取り上げている記事ってあんまりない印象です。
短歌の五・七・五・七・七じゃないですけど、これをちゃんと意識せずにとりあえず歌詞を並べて、なんかノリが良くわからない曲になってしまった、そんな経験は、曲を作ろうとしたことのある人なら少なからずあるのではないでしょうか?
リズムパターンは、他の曲をたくさん聞いて学ぶ
じゃあどうやって、イケてるリズムパターンを作ったらいいのか?
それは、イケてるリズムパターンの曲をいっぱい聞いて、それから学ぶ(パクるw)のが一番確実です。
いくつか、リズムパターンの例を挙げたいと思います。
余計な情報を排するために、音程の変化を付けていません。
リズムパターン01(BPM220)
リズムパターン 02(BPM150)
リズムパターン 03(BPM190)
リズムパターン 04(BPM80)
リズムパターン 04は本来BPM136の曲ですが、歌詞を刻むリズムが非常に早くて聞き取れないので、BPMを落としています。
上に挙げた4つの例は、歌い回しの速いボカロ曲から引用しました。どの曲も非常に有名なので、もしかしたら引用元の曲が分かっちゃうかもしれません(;^_^A
曲を作るセンスのある人って、歌詞を当てはめるリズムパターン を自然に作れてしまうんだと思います。
じゃあセンスのない人はどうしたらよいのかというと・・・
「リズム パターン をいっぱい集めて覚えれば良い」
これに尽きます。自力で生み出すセンスっていうのは、大量にインプットすれば徐々に備わってくるものです。自分は出来ないと思っている人も、頭にインプットされている「リズム パターン の絶対量」が足りないだけの場合がほとんどなんじゃないかな、と思います。
リズムパターンを意識して曲を聴き、メモに残す
実際にどうやってリズム パターン を覚えていくかですが、漫然と曲を聴いていても右から左に抜けていって、何にも記憶に残らないのは目に見えていますw
なので、必ずリズムパターン を意識して曲を聴き、何らかの形で記録に残しましょう。
手っ取り早いのはメモ帳に丸や線を引いてリズムパターンを描く、ですが、DAWでデータにして残したり、例で挙げたような感じで実際に楽器で演奏してみたりなど、方法は色々あると思います。
何にせよ、後で思い出せる形で残しておくことが重要です。
歌詞と曲(コード)の仲立ちをするのは「リズムパターン」である
これってすごく大事なことだと思うんだけど、ここにフォーカスして作曲を解説している人ってどのくらいいるんだろう?
「歌詞と曲(コード)の仲立ちをするのは「リズムパターン」である」
大事なことなので、最後にもう一度繰り返してみました。
この記事が少しでも貴方の作曲の手助けになれば幸いです。
それでは!
この記事へのコメントはありません。